当社は、2021年8月28日(土)にアフリカ・ケニア最大級のスラム街「キベラ」にてゲーミング英会話・プログラミング教育の提供を開始しました。
■はじめに-本プロジェクトの目的-
本プロジェクトは、eスポーツを通して世界と繋がり「世界平等教育」を実現するために始動したアフリカIT教育プロジェクトです。
プロジェクトを立案したREEV株式会社は、eスポーツに付随した「教育」「クリエイティブ」「エンターテインメント」事業を通して、世界の社会問題の解決を目的に設立されたeスポーツ商社であり、今回セブ島IT×英語学校「Kredo」との業務提携を通して、アフリカ最大級のスラム街「キベラ」へのゲーミング英会話・プログラミング教育の提供が実現しました。
■なぜ日本のeスポーツ企業とアフリカのスラムが繋がったのか?
2021年5月にREEV株式会社代表の渡部が、朝日新聞の運営するeスポーツメディア「GAMEクロス」内の記事でキベラ出身のプロゲーマービースト選手(BRIAN DIANG'A)の存在を知りました。
ビースト選手は、対戦型格闘ゲーム「モータルコンバット」の大会で賞金を稼ぎ、収入を得ているケニアで有名なeスポーツ選手ですが、アフリカ最大級のスラム街「キベラ」で生まれ育ち、現在もキベラに住み続けています。
その理由は、自身のeスポーツ活動を通して、スラムで暮らす子どもたちの将来の可能性を広げ、未来の選択肢を増やすためです。
画像引用元:https://cnn.it/2WiHoCh
画像引用元:https://cnn.it/2WiHoCh
画像引用元:https://cnn.it/2WiHoCh
スラムや貧困地域で育った子供たちは、犯罪に手を染めてしまうケースが多く、ビースト選手自身も、eスポーツに出会わなければ自分も犯罪者になっていた可能性があったと語っていました。
画像引用元:https://bit.ly/3kXeh1w
以下朝日新聞GAMEクロスの記事内の文章を引用:https://globe.asahi.com/article/14340619
父親はアルコール依存がひどく、家庭内暴力も日常だった。100人近くいた幼なじみの大半は成長するにつれ、麻薬売買などの犯罪に手を染めた。
抗争などで命を落とし、いまも元気に暮らしているのは10人も知らない。スラムの住民というだけで、犯罪者との関連を疑われ警官に撃たれることもある。
スラムの中でも強盗などはある。ディアンガも命に別条はなかったが過去3回撃たれ、3回刺されている。「eスポーツと出会っていなかったら犯罪者になっていたかもしれない。オンラインゲームに人生を救われた」と振り返る。
実際のオンラインプログラミングレッスンの様子
8月28日(土) 日本時間17:00より第一回目のレッスンが始まり、当日は初めて触れるプログラミングに頭を悩ませながらも楽しみながらレッスンを受講し、最後には受講生全員が熱心に講師に質問をしていました。
■提供内容
WEBデザインコース:HTML/CSS/Javascript/PHP
・受講者:17歳〜21歳の男女計4名
・現地サポーター:2名
※今後も受講者を募り定期開催していきます。
私たちが大切にしていることは次の世代にどんな未来を残していくかです。
そして、仕事を通して得たお金をどう使っていくのかが重要だと考えており、当然ゲーミング英会話のサービス品質・顧客満足度向上のための投資はもちろん、これからの未来を作る子供達に何を伝え、どんな未来を歩んで欲しいのか?常に自問自答し、今後もこういった活動を続けてまいります。
国内外含めて私たちの存在によって一人でも多くの人達の可能性を広げ、次の世代に渡せる未来を少しでも明るくできるようにこれからも精進して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。